Japanese | |
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Title | 99mTc標識の肝・胆道系試薬 - 99mTc-MIBA (Mercaptoisobutyric acid) の検討 - |
Subtitle | 使用経験 |
Authors | 川口新一郎*, 飯尾正宏*, 戸張千年**, 村田啓*, 千葉一夫*, 山田英夫*, 松井謙吾* |
Authors(kana) | |
Organization | *東京都養育院付属病院核医学放射線部, **東邦大学医学部放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 13 |
Number | 1 |
Page | 17-21 |
Year/Month | 1976/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「1. はじめに」現在, 肝胆道系の検査に日常的に用いられる放射性医薬品としては, 131I標識Rose Bengalや131I標識BSPがある. 99mTc標識の胆道系物質も永らく求められ, テトラサイクリンやペニシラミンが試みられて来たが, いずれも肝胆道系への転送量が少ないか遅いため, イメージング剤として満足出来る薬剤とは言えない. 今回, 日本メジフィジクスで開発, キット化された99mTc標識メルカプトイソ酪酸を臨床に応用する機会を得たのでその経験を報告する. 「2. 製品・方法及び対象」メルカプトイソ酪酸の構造式をFig. 1に示した. 日本メジフィジクスより提供を受けた製品は簡便な標識キットとなっており. メルカプトイソ酪酸を入れたバイアルに塩化第一スズを加え振とう後, テクネシウムを加える事により99mTc標識メルカプトイソ酪酸が出来る. 我々は本剤約2.5m Ciを静注し, 直後より48時間までイメージを追い, 血中クリアランス・尿中排泄率, 肝より胆道系への転送を観察した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |