Japanese
TitleACTHイムノアッセイキットによる血中ACTH測定の検討
Subtitle使用経験
Authors鈴木進*, 満間照典*, 仁瓶礼之*, 富田明夫*
Authors(kana)
Organization*名古屋大学医学部第1内科
Journal核医学
Volume12
Number6
Page653-659
Year/Month1975/12
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract1964年Berson, Yalow等が, 血中ACTH測定にradioimmunoassay法を導入して以来, 血中ACTHの動態について多くの研究が報告されてきた. しかし血中ACTH濃度は微量であり, それを検出するのに充分な親和性を有する良好な抗体が得られにくい事より, 未だ, 日常検査法として普及する段階には至っていない, 最近英国R.C.CによりACTHイムノアッセイキットが開発された. 我々は, 本キット(科研化学より提供)の基礎的検討を行うと共に本キットを用いて人血中ACTHを測定し, その臨床的意義について検討を加えた. 「対象」対象は, 名大病院第1内科入院患者のうち臨床症状及び所見, ならびに検査成績, さらに病理学的所見により診断したCushing症候群(過形成2例, 腺腫3例), アジソン病1例, 長期にわたりsteroid剤投与をうけた患者5例, 甲状腺機能亢進症5例, 正常者12例, 計28例を対象とした.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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