Japanese |
Title | 125Iを用いたラジオイムノアッセイキット (PEG法) による血清中ジゴキシン濃度の測定 |
Subtitle | 使用経験 |
Authors | 金尾啓右*, 本田稔*, 石原静盛*, 宇佐美暢久**, 成田充啓**, 栗原正**, 坂下太郎*** |
Authors(kana) | |
Organization | *住友病院 アイソトープ室, **内科, ***近畿大学医学部放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 12 |
Number | 6 |
Page | 637-644 |
Year/Month | 1975/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「はじめに」Nanogram単位でのジギタリス配糖体の定量にはいくつかの方法が報告されているが, ラジオイムノアッセイ(RIA)の導入によって臨床家の手のとどくところとなった. まず開発されたのは3Hを核種として用いる方法であって, このキットも市販されているが, 3Hは長半減期(12.7年)のため使用器材や排水のアイソトープ汚染が持続し, 汚染処理がしにくく, またクエンチング補正のため計測処理が繁雑となる. そのためにガンマ線計測器(ウェル型シンチレーショソカウンター)を使用し, 容易に測定ができる125I(ガンマ線エネルギー0.035MeV, 半減期60日)を用い, 臨床病院の日常検査としてジギタリス配糖体の測定が行われるようになってきた. 今回, Digoxin-125I Imusay Diagnostic Kit(ダイナボットRI研究所)を使用する機会を得, その基礎的ならびに臨床的検討を行い若干の知見を得たので報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | |