Japanese
Title99mTc-MAAによる肺血流スキャン
Subtitle使用経験
Authors石井靖*, 伊藤春海*, 鈴木輝康*, 鳥塚莞爾*, 向井孝夫**, 藤田透**
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部放射線科, **中央放射線部
Journal核医学
Volume12
Number4
Page423-429
Year/Month1975/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」131I-大凝集ヒト血清アルブミン (131I-MAA) は肺血流分布スキャン製剤としてTaplin, Wagnerらによって紹介されたが, とくに肺栓塞の臨床診断の有用性が認められて, 現在, 最もよく使用される放射性医薬品の1つとなっている. しかしながら131Iの半減期は8日と比較的長く, β線をも放射して患者の被曝量を無視し得ず, また比較的高いエネルギーのγ線を放射するので, シンチカメラによるイメージングには適当でない. そこで半減期6時間, 140KeVの単エネルギーγ線を放射する99mTcが131Iにくらべてイメージングに適しており, 99mTcを種々物質に標識する方法が現在のすう勢となっている. しかしながら短寿命であるので使用のつどMAAに標識して用いる必要がある, 従来の試みでは, その標識操作は必ずしも簡便でなく, 日常の臨床上ルーチンな使用に際して実用的でない.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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