Japanese
TitlePhadebas IgE test kitによる血清IgE測定法の検討
Subtitle使用経験
Authors鈴木邦男*, 田沢稔*, 渡辺斌*
Authors(kana)
Organization*岩手医科大学第3内科
Journal核医学
Volume12
Number3
Page295-300
Year/Month1975/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「緒言」新しいクラスの免疫グロブリンとして石坂ら, およびJohansonらによって発見されたIgEは, アレルギー反応に関与する重要な因子として注目されてきた. ところで, 血清中のIgEは重要な意義をもっていながら, 極く微量であるためにその定量には多くの困難を伴い, 最近まで種々の工夫がなされてきた. 1958年Bersonらによって確立されたradioimmunoassay法がIgEの測定に応用されるようになり, 鋭敏な定量法として繁用されつつある. 著者らは, Phadebas IgE test (IgE radioimmunosorbent test) kitを使用する機会を得たので, IgE測定の基礎的検討を試み, さらに健常者ならびに気管支喘息患者について血清IgE値の定量を行った. 「材料」健常対照血清は, 当科勤務の健康な医局員および看護婦より提供を受け, 患者血清は当科入院および外来患者より採取したものである.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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