Japanese |
Title | Trilute及びTetralute Kitによる甲状腺機能検査 II Tetralute |
Subtitle | 使用経験 |
Authors | 木下文雄*, 中敷領勝士*, 前川全*, 小笠原幹*, 岡本二郎**, 七理泰**, 里和スミエ**, 栗林幸夫***, 近藤誠*** |
Authors(kana) | |
Organization | *都立大久保病院放射線科, **内科, ***慶応義塾大学医学部放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 11 |
Number | 6 |
Page | 685-692 |
Year/Month | 1974/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「(II) Tetralute 原理」アルカリ性 (pH11以上) のSephadex G-25カラムに被検血清を添加すると, Thyroxine binding globulin (TBG) に結合した血清中のThyroxine (T4) はそのグロブリンとの結合が離れ, Sephadex G-25に結合する. これに一定量の125I-T4を加えると, これも同様にSephadex G-25に結合する. この後に緩衝液を流し, カラムのpHを8.6に変えると, T4が結合していない血清蛋白は流出除去される. この時点の放射能をまず計測しAとする. 次に溶出用試薬としての人血清グロブリンを添加すると, 125I-T4と検体血清中のT4はこれと競合して結合する. 次にpH8.6の緩衝液を注入すれば血清グロブリンと結合したT4は分子が大きいために, 先に流出除去される. この時点での放射能を計測しBとすればB/Aはカラム内に残留した, グロブリンと結合しなかった125I-T4の割合を示す. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | |