Japanese
Title99mTc Albumin Microspheresによる肺スキャンニング法の検討
Subtitle使用経験
Authors阿部正秀*, 丹野宗彦*, 千葉一夫*, 山田英夫*, 松井謙吾*, 飯尾正宏*
Authors(kana)
Organization*東京都養育院付属病院 核医学放射線部
Journal核医学
Volume11
Number1
Page45-52
Year/Month1974/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「1. はじめに」」肺スキャンニングの最近の進歩はめざましいものがある. Taplin, Wagnerらにより131I-macro-aggregated albumin (131I-MAA) が臨床的に応用され, 著しい効果を収め, 肺の局所循環に関する研究がその後数多く行われた. しかし, 粒子の大きさが不揃いであることが最大の欠点であることが判明した. 例えば開原らがイヌで行った実験では131I-MAAを静脈内に注入した場合, 100%肺に集積しないで, 残りは肝脾などに分布する. これはMAA粒子中の小さな粒子が肺毛細血管を通り抜けて体循環系に入り, 肝脾などの細網内皮系に喰食されるためと考えられる. このため大きさの揃つた, 球状の, また壊れにくい粒子が求められた. また, 113mIn標識水酸化鉄や99mTc標識MAAも作られたが, 同様に100%は肺に集積されないといわれている.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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