| Japanese | |
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| Title | 血液疾患における核医学的研究 "血球における脂肪酸合成の動態" |
| Subtitle | 第8回核医学会総会 抄録 (I) 会長講演 |
| Authors | 平木潔 |
| Authors(kana) | |
| Organization | 日本核医学会総会会長, 岡山大学教授 |
| Journal | 核医学 |
| Volume | 6 |
| Number | 1 |
| Page | 11-18 |
| Year/Month | 1969/3 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本核医学会 |
| Abstract | 放射性同位元素の医学分野への導入にはめざましいものがあり, 診断面あるいは治療面においても最も新しい手段の一つとして広範囲にわたって応用されつつある. 本日の講演は, 血液疾患, 特に再生不良性貧血並びに鉄欠乏性低色素性貧血における脂肪酸代謝の動態をin vitroで培養した骨髓ならびに末梢血中の血球につき, 14C-acetateにより追跡した成績を中心として述べる. 従来脂肪酸乃至脂質合成についての動的研究は主として肝臓を中心に行われており, 血球についての研究は極めて少い. さて血液疾患における骨髓の脂質代謝はその造血能と関連して重要な意義をもつと考えられており, 従来造血の旺んに行われる時期には脂肪のエネルギー化が行われて脂肪の減少がみられるが, 逆に造血の低下する場合には脂肪の蓄積がみられると言われている. かかる観点から検索の対象として前者には本態性鉄欠乏性貧血の場合を, 後者には再性不良性貧血の場合をとり, 両者を比較すると共に, その他の血液疾患の場合とも比較検討した. |
| Practice | 臨床医学:一般 |
| Keywords | |