Japanese
Title3. RIを応用せる脂肪およびたんぱくの吸収の研究
Subtitle第5回日本核医学会総会 (II) シンポジウムII : 消化器吸収のRIによる診断
Authors三辺謙*
Authors(kana)
Organization*慶応大学内科
Journal核医学
Volume3
Number2
Page101-103
Year/Month1966/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「1. はじめに」 RI標識物質を用いての腸管吸収試験は, 方法が簡便なために, 広く臨床面に利用されているが, ここでは臨床的経験については言及を避け, 脂肪およびたんぱくの腸管吸収機転について, 2, 3の基礎的な問題を提示したい. 腸管の吸収機転を追及するには, 3相に分けて研究する必要がある. すなわち, 1) は腸管内相(intraluminal phase), あるいは準備相(preparatory phase)で, これは腸管内における消化を意味する. 2) は腸管粘膜の取り込みと, 細胞内移動の第2相で, cellular phase, あるいはtransport phaseである. 3) は腸壁から全身循環へはいるrouteであって, transportation phaseである. 以上の3相の個々についても, なお不明の問題点が残されているのが現況である.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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