Japanese
Title6. Multiscintigram方式による脳腫瘍の診断
Subtitle第5回日本核医学会総会 (II) シンポジウムI : 臓器スキャニング
Authors尾関己一郎*, 古川保音*
Authors(kana)
Organization*久留米大学放射線科
Journal核医学
Volume3
Number2
Page96-96
Year/Month1966/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract脳腫瘍を診断するためにラジオアイソトープを利用する脳スキャニングが使用されるが, これは他の検査法と異なって直視的に腫瘍等の存在位置形状等を表示することができて, またこの方法を施行するに当っても患者にほとんど苦痛を与えないし, 生命に及ぼす危険性はほとんどないために, 最近では重要な脳腫瘍の診断法として注目されている. 多数の文献においてもこの脳スキャニング法がその正確さにおいて十分信頼しうる方法であることが報告されている. 現在脳腫瘍の診断に利用されるアイソトープは主としてγ線放射体の標識化合物が多い. 131Iを人血清アルブミンに標識したRIHSAおよび203Hgあるいは197Hgをchlormerodrinに標識したneohydrinが多く使用されている. われわれはRIHSAと203Hg-neohydrinを投与してスキャンを行ない, さらに約10日の間隔を置いてRIHSAを投与して再びスキャンを行なった.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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