Japanese | |
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Title | 2. 肝臓スキャニング |
Subtitle | 第5回日本核医学会総会 (II) シンポジウムI : 臓器スキャニング |
Authors | 上野高次* |
Authors(kana) | |
Organization | *千葉大学三輪内科(講師) |
Journal | 核医学 |
Volume | 3 |
Number | 2 |
Page | 89-91 |
Year/Month | 1966/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 1951年Cassen, Maynordらによりスキャンニングの方法装置が初めて発表されて以来, この面スキャニングの臨床的応用について多くの研究がなされている. 肝臓の面スキャニングに関しても近年その装置の改良進歩および新しい核種の開発等により著しい進歩をとげている. 現在これに用いられている核種は198Auコロイド, 131I 125I rose bengal, 131I aggregated albumin, 99Mo, 99mTc等であるが一応もっとも広く行なわれている198Auを中心としてのべてゆきたい. 1) 肝臓スキャニングのもっとも特徴的用途でありまたもっとも重要な臨床的応用は肝腫瘤の診断等のspace occupying lesionの検出であることは明らかである. すなわち触知しえず深在性であるかあるいは小さい腫瘤を早期に検出することがもっとも望ましいが現在のところ198Auではコリメーターや検出機の改良, スキャニング像の再現法の開発等が行なわれたとしても右葉で3cm, 左葉で2cmの大きさ以下のものの検出はなかなか困難である. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |