Japanese | |
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Title | 3. 放射化分析の医学への応用 |
Subtitle | 第5回日本核医学会総会 (II) 特別講演 |
Authors | 安河内浩*, 宮川正**, 渡辺哲敏** |
Authors(kana) | |
Organization | *東京大学分院放射線科, **放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 3 |
Number | 2 |
Page | 84-85 |
Year/Month | 1966/7 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 1931年に稀土類元素の放射化分析に成功して以来, 本法は従来の化学的その他の分析法に較べて感度が高くまた反応が特殊であるという特徴のために, 分析化学の分野に広く普及してきた. とくに原子炉を利用すれば, 非常に高い密度の中性子をうることができるので, 2, 3の問題はあるが普及の速度を増してきた. いつぽう放射化された試料の測定に関してもγ線波高分析装置の改良や電子計算技術の導入などにより測定精度を増すとともに, 操作の簡易化が医学への応用の普及にも役立つているといえる. 現在医学の領域においてもすでに100を越す論文がみられるので, これらから医学利用の現状をまとめるとともに, われわれの教室における研究も追加したいと思う. 原理はRIを作成するのと同様であり, 分析しようとする元素に種々の装置を使用して中性子, 陽子等の粒子線やγ線を照射して, その元素に核反応を起こさせる. このようにしてできた放射性元素を測定することにより試料中の元素の量を算定するわけである. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |