| Japanese | |
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| Title | RI二重標識法の血液学研究への応用 |
| Subtitle | 第5回核医学会総会 会長講演 |
| Authors | 脇坂行一* |
| Authors(kana) | |
| Organization | *(教授):京都大学内科 |
| Journal | 核医学 |
| Volume | 3 |
| Number | 1 |
| Page | 3-6 |
| Year/Month | 1966/3 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本核医学会 |
| Abstract | 近年血液学領域における研究にも広く放射性同位元素が利用されているが, その多くは単独使用法で, 2種以上の検査を行なう場合には, 検査期間が長期にわたること, 同一条件で検査することが困難なことなど, 種々の欠点がある. われわれはこの欠点を克服し, さらに放射性同位元素の利用価値を高めるために, 放射性同位元素二重標識法の血液学研究への応用について, 検討を加えてきた. 今回はそのうちの2, 3についてのべたいと思う. 放射性同位元素二重標識法には (A) 異種元素による二重標識法と, (B) 同一元素の異なる核種による二重標識法とがある. 異種元素による二重標識法においては, (1) 検査期間の短縮, (2) 同一患者において, ほとんど同一条件下で2つの異なった機能の比較が可能であること, (3) 異種元素の性質の差を利用する新しい研究方法の考案が可能であることなどの利点がある. |
| Practice | 臨床医学:一般 |
| Keywords | |