Japanese | |
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Title | 6. Radioisotopeの利用による脳血流動態の測定 |
Subtitle | 第4回日本核医学会総会 (III) シンポジウム : ラジオ・アイソトープの診断の最近の進歩 |
Authors | 北野正躬* |
Authors(kana) | |
Organization | *慶応義塾大学脳神経外科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 2 |
Number | 3/4 |
Page | 143-145 |
Year/Month | 1965/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 一般に健康人の脳では1分間に約1lの血液が循環しており, その血流が数秒停止すれば脳の機能は低下し, 数分止れば永久にその機能は停止する. 現在までの人における脳循環に関する知識は, 主にKety Schmidt法によるものである. しかし, その操作の繁雑なことから一般臨床テストとしては不適当である. こうしたことからradioactive tracerを用いることはきわめて意義があり, ことにこれを上手く使えば患者に苦痛を与えることなく, 生理的な状態のもとで測定できる. これは精神的, 物理的stressに敏感に反応する脳血流動態測定に当りきわめて大切である. 次に脳組織は他臓器に比して, 頭蓋底を床として頭部の上半部に位置し, 身体の他部より隔離されており, また血流の流入点と流出点がきわめて明瞭である点などからγ線の測定が非常に容易である. 現在までにいろいろの方法が試みられてきたが, 要約するとTable 1のごとくである. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |