Japanese | |
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Title | 3. レノグラム - その解析におけるアナログ計算機の応用 |
Subtitle | 第4回日本核医学会総会 (III) シンポジウム : ラジオ・アイソトープの診断の最近の進歩 |
Authors | 平川顕名, 桑原道義, 岩井壮介, 中川隆 |
Authors(kana) | |
Organization | 京都大学第3内科, 京都大学工学部オートメーション研究施設 (教授), 京都大学工学部機械工学 (助教授), 京都大学泌尿科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 2 |
Number | 3/4 |
Page | 133-135 |
Year/Month | 1965/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 序言」レノグラムの定量的解釈のため, われわれは, (1)生理学的な事実を基に, 腎臓の排泄機能の動特性(Dynamics)を表わす数式モデルを考えた. レノグラムのように, 1回の注射後, 急速に時間(t)とともに減少する血清放射能濃度を考慮に入れなければならない場合には, 古典的な定常状態の場合とは異なり, 微分方程式を含む数式モデルを用いて検討するのが有効である. (2)このモデルの解を, アナログ計算機を利用して, 図表の上に求め, 既知のレノグラム記録の上に重ねて, もっともよい合致がえられるような条件を, 数式モデルのなかに求めることによって, われわれのレノグラムに関する既知の知識を定量化し, あるいは腎生理あるいはレノグラム測定法に関する新しい情報の獲得に努めた. 「II. 腎排泄機構の動特性」肘静脈より注射された131I-Hippuranは, 一部は体液中への拡散, 一部は腎による摂取により. 時間(t)の経過とともに急速に減少する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |