Japanese | |
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Title | Triiodothyronin-131I Resin Sponge Uptake (Triosorb Kit) について |
Subtitle | 原著 |
Authors | 安河内浩* |
Authors(kana) | |
Organization | *東京大学放射線医学教室 (主任・宮川正教授) |
Journal | 核医学 |
Volume | 1 |
Number | 2 |
Page | 104-112 |
Year/Month | 1964/11 |
Article | 原著 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 甲状腺はヨードのcritical organであることからRIトレーサー研究を応用して131Iの摂取率を測定することが, 甲状腺疾患の診断に大きな貢献をしているし, 現在RIトレーサーの医学利用ではもっとも価値ある検査法の1つでもある. この方法は非常に手軽であり, 従来の生化学的, 生理学的の検査法に比べればはるかに正確であり, また投与するRIがカプセル化して取り扱いが非常に便利になったので多くの病院や研究所で行なわれているが, 2〜3の欠点もある, 1つは放射性薬品を患者に直接投与するために, それによる被曝を考慮しなければならないことである. 被曝量はX線検査等と比較して大差なく, その臨床価値に比べればほとんど問題にならない程度であるが, X線同様に漸次使用頻度が増加しているので, 国民線量の面よりも被曝量は少ないにこしたことはない. ことに妊娠の疑いをもたれる患者や小児の場合はこの点が問題になる. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |