Japanese | |
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Title | Renogram, Renoscintigramの腎臓検査法としての臨床的地位 |
Subtitle | 原著 |
Authors | 久田欣一, 川西弘* |
Authors(kana) | |
Organization | *金沢大学放射線医学教室 (主任. 平松博教授) |
Journal | 核医学 |
Volume | 1 |
Number | 2 |
Page | 98-103 |
Year/Month | 1964/11 |
Article | 原著 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「はじめに」Radioisotope(RI)による腎検査方法は今や学問的な興味の域をこえ臨床的にroutineに使用されつつある. 一般にRIを使用しての臟器機能形態検査の多くは従来の検査法では非常に困難か, または不可能に近いものを簡単に施行しえて, しかも正確に診断できる特徴を有している. 腎はその意味においては比較的精密検査が容易な臟器であり, RIによる検査の意義も自ずから限定されたものといわざるをえないが, 急激に発展しようとする核医学においてその重要な一分野ともいうべきRI腎検査法の意義, 価値, 限界を現段階においてしっかり把握して掛かることは今日における妥当なRI使用と明日への発展の基礎となるものであろうと思われる. 「評価の対象ならびに測定方法」1昨年来われわれの取り扱った症例は300例を越えるが, このうち泌尿器科的に, 内科的に手術, 臨床経過等により診断確定した症例で, PSP, IVP, renogram, scintigramその他のデータの揃っているもの89例を評価の対象とした. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |