Japanese
Title131I標識Macroaggregated Albumin (MAA) に関する研究 (第1報) - 肺局所血流量の肺スキャニングによる定量的測定 -
Subtitle原著
Authors上田英雄1),*, 開原成允*, 飯尾正宏*
Authors(kana)
Organization1)教授, *東京大学医学部上田内科
Journal核医学
Volume1
Number2
Page90-97
Year/Month1964/11
Article原著
Publisher日本核医学会
Abstract「序論」1963年Taplinらは, 131Iで標識されたMAAを作り, つづいてWagnerおよび著者の1人はこれを人の肺スキャニングに応用して成功を収めた. この物質は人血清アルブミンを等電点で加熱し, 適当な大きさに凝集させたものであって, 静脈内に注入すると, 最初の毛細血管である肺毛細血管を通過できず, 肺に選択的に集まる. しかも, 肺毛細管に達する前に右心内で完全混和を起こすので肺の各部分でのMAAの蓄積は, その部分への血流量に比例するから肺各部分の放射能を体外より測定することにより, その部分への血流量が推定できる筈である. 本論文では上記原理に基づいて, 新しく開発された肺局所血流量測定の方法を記し, それを心肺疾患へ応用してえた知見について記す. 「方法」131I標識macroaggregated albumin(MAA)はJohns Hopkins HospitalのWagnerらの方法に変更を加えたものを用いた.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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