Japanese | |
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Title | 欧米の核医学施設を尋ねて |
Subtitle | |
Authors | 永井輝夫 |
Authors(kana) | |
Organization | 放射線医学総合研究所 |
Journal | 核医学 |
Volume | 1 |
Number | 1 |
Page | 8-11 |
Year/Month | 1964/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 医学は歴史的に新しい機器, あるいは技術の発明を契機に階段的に進歩発展するのが常であるが, アイソトープ技術の導入もその例外ではなく, 臨床的には核医学なる専門分野が確立され, 今回ここに日本核医学として発足するにいたっている. 一方わが国の現状をかえりみると研究活動の拡がりという点では, アメリカとは比較できないまでも, 一応西欧諸国とは肩を並べうる水準には達しているが, その深さという点ではやはり西欧先進国に一歩をゆずらねばならない現状である. その原因は主に予算の不足に基づいていることはいうまでもないが, 核医学という学問に対するわが国における体制の不備もその一因として挙げねばならないだろう. ではどのような体制が最も適切であるかを知るために, スェーデン, イギリス, フランス, ベルギー, オーストリア, イタリア, アメリカ等の核医学施設を訪問し, わたくしなりに一応のビジョンをうることができたので, 最近の研究状況に併わせここに報告することにする. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |